ここで言う【ROM】は、CD-ROMとかコンピュータ用語ではなく、
「Range Of Motion」
の頭文字をとったものです。
このROMを日本語でいうと「関節可動域」となります。 つまりは関節の動ける範囲のことを指す言葉です。
ここで言う【ROM】は、CD-ROMとかコンピュータ用語ではなく、
「Range Of Motion」
の頭文字をとったものです。このROMを日本語でいうと「関節可動域」となります。 つまりは関節の動ける範囲のことを指す言葉です。
このROMは身体の動きには欠かせないのはもちろんですが、実は痛みや症状にもかなり関係しています。ヘルニアや脊柱管狭窄症などの各種腰痛や首ヘルニアや膝痛、その他様々整形外科的な痛みにはほとんどがこの関節可動域の異常が原因となっていると考えていいと思います。この関節可動域の異常とは、簡単にいうと「小さい」もしくは「固い」といえばわかりやすいでしょうか。なので、ストレッチの、本来の目的は筋肉の柔軟性を高めるというのもありますが、この「関節可動域を大きく」すると言うことが目的と言えるでしょう。
しかし、R O Mはあくまでも関節の動く範囲のことです。では、なぜ痛みに関与するのか?それは、R O Mが無い、または極めて小さくなっている状態で歩く、立つ、かがむとかの動作を起こそうとすると、この関節に関しては当然動かないということが分かりますよね?
でも、その動作はしたいのです。
そんな時にそのR O Mが小さくなってしまった関節の代わりに似た動きをしてくれることで、その動作をできるようにしています。この代わりに動いたという動作のことを「代償動作」と言います。この代償動作こそが、痛みの原因だと私は思っております。
本来、その関節やその周りの筋肉などは代償動作をするためにはできていません。そのためサポートレベルで使われる分にはさほど問題ないのですが、この代償動作がメインの動きとして動作をし続けてしまうことで、過度な負担がかかってしまい、対応しきれなくなってしまうと痛みが生じてしまうということです。
例えば、体前屈をするとしてください。この体前屈という動きのメインは股関節になります。
ですが股関節のR O Mに大きく関与しているハムストリングス(腿の裏の筋肉)が硬い場合、みなさんも経験があると思うのですが前屈をしようとしてもすぐにピンとハムストリングスが張ってしまいイタタタタってなりますよね?それでも、前屈の動作をしたいので、脊柱(背骨)を曲げて猫背のようにする方も少なくはないのではないでしょうか。この場合、日頃無意識下で前屈のような動きをとる時にもわざわざ痛みが出る股関節を使った前屈ではなく、脊柱を使うわけです。
さらに、脊柱の中の腰部にある腰椎を曲げて前屈するケースが多く見られます。その理由としては股関節により近い部位だからということも言えます。しかしここで問題があるんです。それは、股関節の前屈方向へのR O M(屈曲)は90°以上(野中としては100°以上ないと腰痛を繰り返すと思っています)、腰椎の屈曲は本来10°程なのです。
では、10°しか動かないのに、動こうとするエネルギー(力)は90°近い力が毎回毎回加わるとすると、何が起きるかは分かりますよね。さらっというとこれがヘルニアを創り出していると言っても過言ではないのです。
こうやって見てみると、やはりROMは大きい方がいいというのがわかっていただけると思います。そして、そのROMを広げるトレーニングがストレッチだということです。最後に、これだけは知っておかなければいけないのは、「その関節が本来どの方向にどのくらい動くのか」というのとそれに対して「自分のROMがどれくらいなのか」を確認しておかなければなりません。
1940年代よりアメリカの高度な治療・リハビリテーションの技術として使われてきた『PNF(proprioceptive neuromuscular facilitaition;固有受容性神経筋促通法)を元に、更に動き方や姿勢に特化してより一般的な症状に対応できるようにした『えふたす式PNF整体法』では、特に体幹部分に原因の症状(頸椎・腰椎ヘルニアなど)に大変効果的な手技になります。
実は身体の痛みのほとんどの原因が「動き方・動かし方」によって引き起こされていることをご存知でしょうか?人間には約70箇所の関節がありそれぞれが、動かせる範囲が人によって多少の差はあるものの基本的には決まっています。ただ、その関節が動かせる角度は関節の周りにある筋肉や腱、靭帯さらには皮膚の柔軟性によって大きく変化してきます。
それにより、本来動くべき箇所が動かず、他の箇所が動いてしまう事が多々あります。これを「代償動作」といい、これこそが痛みの原因の90%以上を占めます。スポーツ障害・一般症状また、重大な症状の方もこれが原因のことも少なからずあります。
病院でのMRIやレントゲン検査に当然ながら動き方や代償動作の箇所は映し出されることはありません・・・
あなたの腰痛や多くの痛みは病院では異常なしと診断されても様子を見ましょうと言われても痛みが出ている可能性があります。
マッスルケア仙台 代表
水戸部 哲也 先生

えふたす整体院推薦文
私と、野中先生との出会いは、先生がちょうど整体院をオープンするにあたり経営の勉強をしていた時に初めてお会いしました。その後、様々な症例や治療技術や理論について意見交換をたくさんしてきました。
やはり様々なプロアスリートを相手に仕事をしてきた自分からしても、野中先生の治療技術は目を見張るものがあります。知識量もさることながら、患者さま一人ひとりの症状に真正面から向かい合って治療や運動指導をしていく姿には感銘を受けたほどです。アスリートからはもちろん、地域スポーツのお子様〜リハビリの必要なお年寄りまで幅広く施術をこなし、それぞれで多くの支持を受けています。
プロスポーツの現場で培われた経験と技術。他では考えられない全く新しい角度からの治療やリハビリプラン。そして何より先生のお人柄の良さ。えふたす整体院には、人を元気にしていく源と言っても過言でないほどの整体院です。是非一度、えふたす整体院で至高の施術を受けてみてください。皆さんの痛みに対する考え方が一変する事でしょう。


【お客様へのお願い】
「えふたす整体院」は現在一人での施術を行っております。
このため1日にご予約をお受けできる数に限りがあり、場合によってはお断りさせて頂いております。ですので、当日のキャンセルのみになりますがキャンセル料を施術一回分を頂いております。
また、施術は必ず運動のできる服装でいらしてください。お着替えの用意もしておりません。
上半身の痛みでも、施術は全身に渡るものになるのでスカートやジーパン、革パンなどでは施術をお断りする場合がありますのでご了承ください。
【住 所】 〒379-2147 群馬県前橋市亀里町500−1 白秋堂2階
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